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案 内

2024年 4月1日(月)~6月2日(日)


星襄一《老樹》1975 木版画

星襄一 木版画展 書籍を彩った作品たち

【同時開催】

館蔵刀剣展 拵とともに

木版画家 星襄一(1913-79)の作品は、星の生前から現在に至るまで多くの書籍類の装丁に使用されています。星自身も、1974年には高橋喜平著『日本の雪』(読売新聞社)の装丁を行っています。今展では、これまで装丁に使用された木版画作品を中心に展覧いたします。

小展示室では、日本刀の外装である拵(こしらえ)を刀身とあわせて展覧いたします。

2024年 6月7日(金)~7月28日(日)


鈴木武右衛門《故郷の遠き山の呼び声》1997 黒御影石、白御影石、漆、金箔

酒井良《フキノトウ》1999 黒御影石
写真提供:十日町石彫シンポジウム実行委員会

鈴木武右衛門 ・ 酒井良 2人展

十日町石彫プロムナードの作家たち 2024(仮題)

【同時開催】

刀匠 天田昭次・收貞 兄弟展(仮題)

石彫作家 鈴木武右衛門(1949-2014)と酒井良(1950-)は大学で出会って以来、ともに石と向き合い、互いに切磋琢磨して制作に励んできました。今回、鈴木の没後10年にあたり、初めてとなる同級生2人展を開催いたします。それぞれの魅力あふれる作品をぜひお楽しみください。

小展示室では、刀匠 天田昭次(1927-2013)と実弟で弟子でもある收貞(かねさだ:1933-)の兄弟展を開催いたします。昭次師は自家製鉄への挑戦そして闘病という苦難の道を、收貞師との二人三脚で乗り越え、ついには重要無形文化財「日本刀」保持者認定へと繋がりました。それは昭次師のたゆまぬ努力もさることながら、收貞師の惜しまぬ協力と支えなくしては、遂げられなかったものかもしれません。
今回、昭次師の作品と、作刀数が多くない收貞師の作品をあわせて展覧し、2人の刀匠の兄弟展といたします。

  

2024年 8月2日(金)~9月29日(日)


中山正《蝶の如く》1985 木版画
国際的な木版画家 中山正(1927-2014)の没後10年展を開催いたします。これまで当館では遺作展を含め、中山の個展を5回開催してきました。生前の4回の個展開催時にはいつも、越後人らしく“ねつい(丁寧な)”お電話を何度もいただいたことが懐かしく思い出されます。
馬、少女、蝶、花という限られたモチーフで、中山が創り出した精緻で華麗な唯一無二の木版画世界をぜひお楽しみください。

  

2024年 10月4日(金)~11月30日(土)


飛鳥部勝則とそのコレクション展(仮題)

ミステリ小説家 飛鳥部勝則は、人物をモチーフとする美術作品をコレクションしています。コレクションの動機となっているのは「自分に絵を描かせる絵の収集」といいます。そこから受けた刺激によって描いた作品を自作の小説に取り込み、自身の創作世界を広げています。
今展では飛鳥部のコレクションとともに、小説に使用した自作の絵画作品もあわせて展覧予定。飛鳥部に影響を与えた作品と、それによって描かれた作品とで、ディープな世界が築かれることでしょう。

  

冬 期 休 館

2024年 12月1日(日)~2025年 3月31日(月)